
耕耘:小さな博物館の運営実務
著者|唐麗芳、呉紹芬
虎尾(フーウェイ)という町に、1920年から23年の間に建てられたと推測される、かつての虎尾郡守官邸であった日本式の木造家屋があります。長年の風化と適切な維持管理の欠如により、その運命は危機に瀕していました。しかし、志ある人々の尽力により、現在の「雲林故事館(雲林ストーリーハウス)」として再生されました。 16年間のたゆまぬ努力を経て、ゼロから花を咲かせ、台湾で最も来館者数の多い地方文化館となり、「最も台湾らしい文化の応接間」と称賛されるまでになりました。2023年文化部文協賞の受賞者である唐麗芳氏へのインタビューを通じて、設立以来の物語収集の初衷と実行方法、そして物語が持つ影響力が、いかに「在地学(ローカル学)」「幸福学」「未来学」を構築していったかを紐解きます。これは台湾の小規模博物館における、最も地域に根ざし、かつ国際的な成功を収めた真実の事例であり、2年間にわたる実作の歩みを全記録した一冊です。





